COLUMN
2022.02.17 更新
ダイヤモンドとは違った輝きのジュエリーが欲しいと考えているなら「スフェーン」のジュエリーはいかがでしょうか。
スフェーンの輝きにはダイヤモンドにも見劣りしないと言われるほどの美しさがあります。
今回はスフェーンの美しさやカラーバリエーション、そしてお手入れの注意点についてご紹介します。
目次
スフェーンにはギリシャ語と成分にまつわるもの、それぞれ2つの由来があるとされているちょっと変わった宝石です。
ひとつめは三角の形をしているスフェーンの結晶構造を見て、その形が石を割ったりする時に使う楔(くさび)に見えるといったもの。
※楔=ギリシャ語で「スフェノス」が語源
ふたつめはスフェーンの別名「チタナイト」ですが、こちらはスフェーンがチタンという成分を含んでいることが由来になったと言われています。
もうひとつ、スフェーンに欠かせないエピソードといえば「ファイア」という輝きが見られる点でしょう。
この性質を持つスフェーンはダイヤモンドにも劣らない輝きを持つ宝石とも言われています。
実際にスフェーンのジュエリーを見ると解りますが、単純に地の色だけでなく赤や黄色といった複雑な輝きがを見ることができます。
それこそ虹のようなファイアが見られるスフェーンもあるので、ジュエリーとしての見応えが十分にある宝石なのです。
有名なスフェーンの産地はロシア、ブラジル、マダガスカルと言われています。
でも、このほかにパキスタン、オーストラリアなどでも美しいスフェーンが産出されることもあります。
産地によってファイアやカラーに特徴があるとも言われていますが、あくまで参考程度にしておく方が先入観なくスフェーンとの出会いを楽しめるかもしれません。
パワーストーンにおけるスフェーンは「思考をクリアにする」と言われています。
新しいプロジェクトをはじめる時や計画を立てる時に身につけると良さそうですね。
そのほかには、今までの経験を活かすヒントを与えてくれるアドバイザーのような存在として、スフェーンのジュエリーを選ぶ方もいるようです。
確かに美しい宝石は眺めているだけでも癒されたり、モチベーションUPにもつながるのでスフェーンのファイアが見せる輝きにはわくわくする方も多いことでしょう。
ダイヤモンドと肩を並べる美しさと評されるスフェーンですが、硬度:5~5.5とどうしても衝撃に弱い点に気をつける必要があります。
また、水分や紫外線もスフェーンの経年変化を早めてしまうので、はずしたあとは柔らかい布でやさしく拭くこととジュエリーボックスにしまうようにしましょう。
繊細な宝石だと思われるかもしれませんが、スフェーンのジュエリーにはそれだけのお手入れをする美しさがあるのです。
スフェーンでオーソドックスなのはグリーン系のカラーです。
どことなくペリドットを思わせるようでいて、ファイアのきらめきが美しく輝くカラーでもあります。
もし、グリーンカラーの宝石が好きな方へのプレゼントを探しているのなら、スフェーンのジュエリーはぜひチェックしてみてください。
スフェーンのジュエリーを探しているとイエロー系のスフェーンを目にする機会もあることでしょう。
イエローダイヤを思わせるその輝きはメインストーンとしても十分に見応えがあります。
また、イエロー系のスフェーンはグリーン系に次いで多いカラーなので、美しいスフェーンのジュエリーが欲しい方におすすめのカラーです。
そのほかではオレンジ系のスフェーンやブラウン系のスフェーンもあります。
一見、シトリンのように見えるカラーですが、そこにファイアの輝きが加わった印象の宝石です。
希少性でいうとカラーチェンジするスフェーンもあるので、特別なスフェーンのジュエリーを探しているのであれば一度は目にしておきたいですね。
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