COLUMN
2019.02.04 更新
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美しいものや神秘的なものが好きな女性にとって、ムーンストーンは特におすすめしたい石です。
ムーンストーンが持つ様々な輝き、そして特に女性におすすめしたいその理由について、今回はムーンストーンの持つ不思議な魅力についてお届けします。
目次
ムーンストーンというと、6月の誕生石ということもありアクセサリーショップで人気の高い石の一つです。
丸い形をしたムーンストーンは、まさに満月のような輝きを持っています。
これはムーンストーンが、ガラスのような光沢を持った正長石(せいちょうせき)と、半透明の曹長石(そうちょうせき)という主に二種類の石が何層にも重なり合ってできたものだからです。
この独特の輝きは「シラー」と呼ばれ、曹長石の割合やムーンストーンが育つ過程で取り込む成分により青い輝きを持つものや虹の輝きを持つムーンストーンも存在します。
例えば、曹長石の割合が少ないムーンストーンは主に青いシラーが出やすくなります。
そのため、青い輝きを持つムーンストーンは「ブルームーンストーン」と呼ばれ、角度を変えると青いシラーがキラキラと光る特徴を持っています。
ただし、実際のところアクセサリーショップやパワーストーンショップで現在流通しているブルームーンストーンは「ペリステライト」というラブラドライトに近い石がほとんどだと言われています。
このラブラドライトにも、ムーンストーンと同じく曹長石が含まれているので、親戚のような関係といえますね。
そしてラブラドライトはレインボーのシラーが出やすいことで有名な石でもあります。
ということはもちろん、ムーンストーンにもレインボーのシラーが出るものもあり、それらは「レインボームーンストーン」と呼ばれます。
本来、半透明のイメージが強いムーンストーンですが、中にはほとんど透明にもかかわらずこのレインボーシラーが出るものもあります。
そういったクオリティの高いムーンストーンは、ジュエリーとしても他の宝石に引けをとりません。
虹のような輝きを持つ宝石は数えてみるとそんなに多くはありません。
そういった宝石を探している方には是非レインボームーンストーンをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
さて、ここまではシラーの種類によって様々なムーンストーンがあることをご紹介しました。
でも、ムーンストーンの種類はシラー以外にカラーバリエーションによる呼び名もあるのです。
その代表格がオレンジを基調とした「オレンジムーンストーン」です。
一般的にムーンストーンは白く見える月のような色をしていますが、このオレンジムーンストーンは十五夜の時に見える柔らかい月明かりのような色をしています。
中にはピンクムーンストーンといって、オレンジよりもピンクの色味が強く出ているものやグリーンムーンストーンといったものもあります。
和名:月長石(げっちょうせき)
産地:スリランカ、ミャンマー、マダガスカル、タンザニアなど、ムーンストーンは一般的な宝石の産地から産出されます。
最近では芸能人の方がパワーストーンのブレスレットを身につけている姿を目にすることが増えてきました。
ムーンストーンを使ったブレスレットを身につけている方というと、石田純一さんの奥様である東尾理子さんです。
何故、東尾さんはムーンストーンを選ばれたのでしょう?
その理由はムーンストーンが持つ宝石言葉である「女性が持つ力を強める」というキーワードにありました。
女性が持つ力のひとつに「妊娠」があります。
そう、子宝祈願のお守りとして東尾さんはムーンストーンを選び、その御縁からか現在では二児の母として幸せな家庭を築かれました。
実はこういったエピソードは東尾さんだけではなく、古くからムーンストーンと共に語り継がれているエピソードのひとつなのです。
ムーンストーンには「女性が持つ力を強める」というキーワードが古くから語り継がれていることをご紹介しましたが、そのほかにもこういったキーワードがあります。
月はおまじないなどにもよく出るモチーフなので、恋愛成就のお守りといった意味でもムーンストーンは女性に人気の高い石です。
また、ムーンストーンは「月」に通ずることから、月経周期を安定させてくれるという言い伝えもあります。
そのためパワーストーンを取り扱うお店では、ローズクォーツと並ぶほど女性に人気の高い石なので置いていないお店はないと言っても過言ではありません。
硬度:6.0~6.5
ムーンストーンは硬度も安定しているだけではなく、水や紫外線からも大きな影響を受けないのでお手入れがとても楽な石です。
外した後は柔らかい布で拭き、ジュエリーボックスにしまってあげましょう。
基本的にはこういったお手入れで問題ありませんが、パワーストーンのお手入れには「月光浴」というものがあるのだそうです。
ムーンストーンに月の光が当たるように置いておくという方法ですが、この方法を実践する方は少なくありません。
ストロベリームーンや十五夜など特別な月を眺めながら、ムーンストーンに月光浴をさせてあげてみるのも素敵ですね。
ムーンストーンは女性に特におすすめしたい石ですが、実は男性にも合わせやすいブラックの「ブラックムーンストーン」もあります。
ブラックを基調とした中に、白いシラーが浮かぶ特徴的な石です。
6月の誕生石というと、ムーンストーンかパールですが男性にパールを送り難いというときにはブラックムーンストーンのアクセサリーなどをチェックしてみてはいかがでしょう?
また、ムーンストーンとブラックムーンストーンはペアとして持っても違和感のない組み合わせです。
恋愛成就のお守りという意味も持つので、カップルにはとてもおすすめの石ですね。
また、少し贅沢にムーンストーンのジュエリーを贈りたいという時は、ネットショップなどもチェックしてみることをおすすめします。
ハイブランドのジュエリーショップでもムーンストーンをあしらったものは販売されていますが、5月~6月の誕生石シーズンを覗くと、他のジュエリーに比べて点数はそんなに多くはありません。
その点、ネットショップなどであればデザインの種類も豊富ですし、直にオーダーもしやすいのでこれだと思えるジュエリーに出会えます。
月が見えない日があったとしても、貴方だけを照らしてくれるムーンストーンを是非探してみてくださいね。
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