COLUMN
2017.11.02 更新
カーネリアンはインド・ブラジルなどが主な産地として知られる赤色のパワーストーンです。
新しいことを始める際に身につけると良いとされています。
カーネリアンはインド・ブラジルなどが主な産地として知られる赤色のパワーストーンです。
カーネリアン(carnelian)という名前の由来は、諸説あるようで、さくらんぼ(kernel)、肉(carnis)、または、新鮮(carneolus)などといわれています。
さくらんぼとお肉はだいぶ印象が違いますが、どちらも赤色のイメージですね。
カーネリアンはカルセドニーの一種で、カルセドニーは和名を「玉髄(ぎょくずい)」と言い、色々な色があります。
褐色が強いものをサード、黄味がかった淡緑色のものはクリソプレーズ、淡青色のものはブルーカルセドニーと呼びます。
その中でも赤色やオレンジ色をしたものをカーネリアンとし、和名では紅玉髄(べにぎょくずい)と呼んでいます。
カーネリアンの中でも特に濃い赤色のものはレッドカーネリアンと言います。
また、濃い色から薄い色、赤からオレンジ色など様々な濃さの色が含まれたものはミックスカーネリアンと呼ばれています。
赤く発色する要因は、微量に含まれている鉄分によるもので、産出した時点では通常は薄い赤色ですが、加熱処理などを施すことによって鮮やかな赤色へと変わります。
また、金属化合溶液を染み込ませて加熱することで発色させたり、強い太陽光に長時間当てて赤く変化させることもあります。
このように、カーネリアンは太陽光によって赤色が濃くなってしまう特性があります。
現在の色合いからの変化を望まないのであれば、長時間強い太陽光に晒したままにするのは避けた方が良いでしょう。
もちろん、普段身につける分には、過度に神経質になる必要はありません。
「余の辞書に不可能という文字はない」で知られるフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトは、実は宝石愛好家でもありました。
フランス革命後、軍事的にも政治的にも天才的な才能を発揮し、国民の英雄となったナポレオン一世。
そんな彼が、最も大切にし、生涯肌身離さずに身につけていたのが、カーネリアンで作られた印章でした。
当時、カーネリアンは指導者にふさわしい石とされており、彼のその八角形の印章には「神にすがる奴隷アブラハム」という銘が刻まれていたそうです。
イスラム教の教祖のマホメット(ムハンマド)も、カーネリアンの印章を右手の小指に、護符としていつも身につけていたそうです。
そのことから、魔力の石、悟りの石などとも呼ばれています。
とある有名なイスラム教徒が、カーネリアンを身につけた者は全ての願い事を叶えることができると唱えたことで、イスラム教徒の間ではより一層神聖な石として扱われるようになったとも言われています。
新しいことを始める際に身につけると良いとされています。
「真実を見抜く石」とも言われるカーネリアンは、迷いや邪念をはらい、行動力を高め、勝利に導くパワーがあると信じられています。
転職を考えている人にとっても、起業や独立を考えている人は、ナポレオンのようにお守りとして身につけてみてはいかがでしょうか。
ビジネスにおいてのみならず、友情や恋愛でも背中を押されたい方にオススメです。
また、カーネリアンは7月の誕生石ですので、七月生まれのお友達などのお誕生日プレゼントなんかにはオススメです。
さらに、前述したように、何か新しいことに挑戦しようとしている人や誰かを導くような立場にある人には、お守りとしてプレゼントしても、きっと喜ばれると思いますよ!
Mariterraではこのカーネリアンとあこや真珠を使ったピアスも取り扱っています。
鬼灯のように色鮮やかなカーネリアンにあこや真珠が可愛らしく乗ったデザインで、これをつけると表情がパッと明るく見えます。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
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