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一つだけでは満足できない、風景のような美しさを持つバイカラージュエリー

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一つだけでは満足できない、風景のような美しさを持つバイカラージュエリー

まるで風景のような美しさを持つ宝石ことバイカラージュエリーをご存知でしょうか?
2つの色が混じり合うことで角度によって見え方も変わる、バイカラージュエリーの魅力やコーデの合わせ方についてご紹介します。

バイカラージュエリーが希少と言われる理由とは?

バイカラーとは、1つの宝石の中に2色が混じり合っている宝石の総称です。
宝石においてはバイカラージュエリーとも呼び、中には希少性の高い宝石も存在します。
そしてバイカラージュエリーが希少と呼ばれる理由は結晶化する段階にあるのです。

バイカラージュエリーが生まれる秘密

宝石は結晶化する際に取り込む成分によって色が決まります。
その際に取り込む成分の違いによって2色合わせ持った宝石が生まれることがあり、そういったものはバイカラージュエリーと呼ばれます。

たとえばサファイアの場合は「カリウム」を含むとバイカラーになる可能性が高いと言われています。
これがトルマリンの場合だと「鉄」「クロム」などの複数の成分が含まれることでバイカラーになる可能性が出てくるので宝石によってもバイカラーとなる条件には違いがあるのです。

それだけにバイカラーといっても濃淡が違うこともあれば、青と赤や黄色と紫などさまざまなバイカラーが存在するのです。

バイカラージュエリーは一定の条件がないと生まれない

バイカラーの宝石が生まれる条件には成分以外も大きな影響があります。

その一つにアメトリンという紫と黄色のバイカラーの宝石に関しては、成分だけでなく高温下でないとバイカラーにはならない宝石もあるのです。

そのため、中にはアメトリンの元となるアメジストの原石に高温処理を施してアメトリンとして仕上げているケースもあります。

これらのことからも自然にバイカラーの宝石が生まれることはそう簡単ではないため、希少性が高いと言われていることが解りますね。

知っておきたい4つの代表的なバイカラーの宝石

バイカラーの宝石が希少と言われる理由は一定の条件下でしか産出されないという理由のほか、全ての宝石がバイカラーになるわけではないという背景があります。
そこでバイカラーの宝石が比較的生まれやすい宝石についてまとめてみました。

たったひとつの地域でしか生まれないバイカラーのアメトリン

アメジストの原石が育つ環境が高温であることにより原石の色に変化が出始めます。

アメトリンの場合は紫色をしたアメジスト(紫水晶)に黄色く変化したシトリン(黄水晶)が混じり合ってできた宝石なのです。

角度によっては紫とも黄色とも呼び難い幻想的な色合いが魅力的な宝石で淡い色をしたものが多いことも特徴のひとつです。

また、天然のアメトリンはブラジルのボリビアにあるアナイ鉱山でしか産出されません。

このように産地がたったひとつだけしかないということもバイカラーの宝石が希少であると言われる理由なのでしょう。

飽きることなく見ていられる多様なバイカラーサファイア

アメトリンが紫と黄色のバイカラーのみであるのに対して、サファイアの場合はさまざまなバイカラーが存在します。
そのなかでも比較的見かけることが多いのは「青と無色透明」「青と黄色」「青とピンク」のバイカラーです。

とはいってもはっきりした2色に分かれているものもあれば、青・黄色・青といったような色合いに分かれているもの。
またランダムに色が混在しているものなど、バイカラーにもいろいろな種類があります。

いろいろなバイカラーの宝石を見てみたいという方にとってもバイカラーのサファイアは飽きることなく眺めていられる宝石になるでしょう。

3色が混じり合うトルマリンのパーティーカラージュエリー

トルマリンもバイカラーが比較的産出されやすく、中には赤(ピンク)と緑のバイカラーから「ウォーターメロントルマリン」という名前がついているものがあるほど有名です。

色の濃淡によってはスイカよりも苺のように可愛らしいバイカラートルマリンもあります。

そしてトルマリンの中には2色だけでなく、3色が混じった「パーティーカラートルマリン」というさらに珍しい宝石も存在します。

サファイアと同じく、珍しいバイカラーの宝石を探している方にもトルマリンは是非一度見ていただきたい宝石です。

フローライトはひとつひとつ表情が違う個性的なバイカラージュエリー

基本的に紫と緑のバイカラーが多いフローライトですが、産地によって含まれる成分に違いが出やすく黄色や青などほかのカラーバリエーションもあります。

また、バイカラーのフローライトはくっきりと縞模様が浮かぶものもあるので個性的なバイカラーの宝石といってもよいかもしれません。
この縞模様もひとつひとつの表情が違うのでとても愛着が湧く宝石です。

このようにひとくちにバイカラーの宝石といっても、宝石ごとにバイカラーの出方にも特徴があるのでいろんなパターンを是非見てみてくださいね。

こなれたお洒落感の演出に役立つバイカラージュエリー

2つの輝きを持つバイカラーの宝石はコーディネートのワンポイントにはもちろん、統一感を出す小物としても活躍してくれます。
シックな服装を好む方には是非おすすめしたいコーディネートについてご紹介します。

シックなコーデのワンポイントに輝くバイカラージュエリー

モノトーンかつシックな服装には小物をワンポイントとして合わせる王道とも呼べるコーディネート。
この時にバイカラーの宝石をあしらったジュエリーは文字通りワンポイントとして輝くことでしょう。

また、シックな服装は差し色にトレンドカラーや季節感のあるカラーが合わせやすい服装です。
だからこそどんなバイカラーの宝石でも合わせやすく、上品なコーディネートがさらっと完成します。

季節を感じる色味、一目惚れしたバイカラージュエリーなどいくつか持っているとコーディネートが一段と楽しくなりますね。

バイカラーの良さを活かした統一感のあるコーディネート

バイカラーの宝石をあしらったジュエリーはコーデのワンポイントだけでなく、合わせ方次第ではコーディネートに統一感を出すこともできます。

たとえば紫と黄色のバイカラーであるアメトリンをあしらったリングを身につける場合、ピアスやネックレスなどほかのジュエリーに紫ないしは黄色の宝石をあしらったジュエリーを合わせてみましょう。

バイカラーのどちらかと同じ色のジュエリーを合わせることで、バイカラーの良さを活かしたままコーディネートに統一感が出ます。

グラデーションをめいっぱい楽しむアクセントジュエリーに

バイカラーの宝石にはグラデーションカラーになっているものもたくさんあります。
そこでほかのグラデーションカラーのアイテムと合わせるコーディネートもおすすめです。

たとえばナチュラルかつお洒落に見えることで人気の高いグラデーションカラーのネイルにバイカラーの宝石をあしらったリングのコーディネート。

綺麗なグラデーションアイカラーが映えるような色合いのバイカラーの宝石をあしらったピアスやイヤリングなどコーディネートしたりと様々な組み合わせができます。

こなれたお洒落を楽しみたい方は是非バイカラーサファイアやバイカラートルマリンなどのジュエリーをコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?

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