COLUMN
2018.10.18 更新
パワーストーンアクアマリンプレゼントお手入れ天然石誕生石水色
3月の誕生石であることから、アクアマリンは知名度が高い宝石です。
でも、それ以外にもアクアマリンは素敵なエピソードを持っているのです。
今回はアクアマリンの持つエピソードを中心にその魅力をお伝えしていきたいと思います。
目次
アクアマリンというと、名前の通り水や海を連想させる透き通った水色の宝石です。
このアクアマリンには親戚とも呼べる宝石がたくさんあることをご存知でしょうか?
淡いピンクが可愛らしい「モルガナイト」やみずみずしいレモンを連想させるイエローの「ヘリオドール」など、これらの宝石はまとめてミックスベリルと呼ばれています。
そのため、モルガナイトであれば別名をピンクベリル、ヘリオドールであればイエローベリルと呼ぶこともあります。
勿論アクアマリンもこのベリルの仲間なので、ブルーベリルと呼ばれることもあります。
何故、ベリルにいくつもカラーバリエーションがあるのかというと、ベリルが育っていく過程で鉄分をどれくらい含んだかがポイントです。
ほとんど鉄分を含むことがなければクリアカラーの「ゴシェナイト」と呼ばれます。
アクアマリンが持つもう一つの魅力にはカットの仕方により、宝石の輝き方にもバリエーションがあるという点です。
例えば私たちがよくジュエリーとして見かけるアクアマリンは、ダイヤモンドカットに加工されたものが多いと思います。
しかし、原石が元々持つ素質やカットの仕方によっては、光に当てることでキラリと星が見えるアクアマリンもあります。
このようなスターが見えるアクアマリンは、丸いカボションカットをされたものに多いです。
その他にもキャッツアイと呼ばれる猫の目のような線が入ったアクアマリンもカボションカットのものによく見られます。
アクアマリンの和名は藍柱石(らんちゅうせき)、藍玉(らんぎょく)と呼ばれるほか、ベリルの和名である緑柱石(りょくちゅうせき)と呼ぶ方もいます。
そしてアクアマリンの産地というとブラジル、特に色味の濃い最上級のものを地名にちなんで「サンタマリア・アクアマリン」と呼ぶものが有名です。
インドやナイジェリアなどでも産出されますが、色の濃いアクアマリンを探しているのであればブラジル産のものに注目してみることをおすすめします。
先ほど、ブラジル産のアクアマリンについておすすめしましたが、もう一つブラジル産のアクアマリンについてご紹介したいエピソードがあります。
実はブラジルは世界最大と言われるアクアマリンを産出したことでも有名なのです。
どれだけ大きいかというと、なんと重さだけで約2kg!
約2kgは小型犬とほぼ同じ重さといえますから、何とか片手で持てるくらいの重さです。
そして高さは約35cm、太さは一番太いところで約10cmもあります。
想像してみてください、牛乳パック約2本分の長さがあり、女性の腕よりもはるかに太さがあるアクアマリンを…どれだけのボリュームがあるか考えただけでその凄さが解りますね。
この素晴らしいアクアマリンは「ドム・ペドロ」と名付けられ、今はアメリカにあるスミソニアン博物館にて収蔵されています。
元々アクアマリンはラテン語で「海」「水」を意味する言葉が語源となっていますが、まさにドム・ペドロに関しては、いくつもの海を集めたような宝石といっても過言ではありません。
アクアマリンにはその名が持つように水や海に関係したパワーストーン効果が有名なようです。
「水」「海」と聞いて貴方はどんなイメージが浮かんだでしょうか?
中には、形のない性質から「柔軟性」と考えた方。
渇きを癒す存在、洗い流す存在といった「浄化」のイメージが浮かんだ方。
もしくはその言葉通りに水が付くお仕事をイメージされた方もいるかもしれません。
実際、アクアマリンはそのようなキーワードを持っているのでお仕事のお守りや癒しのキーアイテムとして、ブレスレットなどアクセサリーとして身につける方も多いようです。
アクアマリンはベリルに属する宝石というだけあって、その硬度は7.5~8とジュエリーとして身につけるのに向いている丈夫さがあります。
実はジュエリーの代表格をになうエメラルドも同じベリルの仲間なので、このことからもアクアマリンがどれだけジュエリーに向いているかが解りますね。
ただし丈夫なアクアマリンではありますが、あまり紫外線に当ててしまうと退色する可能性があります。
綺麗な水色のアクアマリンをお持ちの方はこの点に気をつけましょう。
「幸せな結婚」がシンボルのアクアマリンは、結婚のお祝いや、婚活のお守りにぴったりです。
アクアマリンは水に関係したパワーストーン効果があるということで、水仕事など家事を普段から頑張ってくれているお母さんや奥さんへのプレゼントにもおすすめです。
例えば、母の日などいつもの感謝を伝えるプレゼントにはぴったりですね。
そして、中には主夫の方もいるかと思うので、アクアマリンを使ったアクセサリーなどを父の日のプレゼントやホワイトデーのお返しに選んでみてはいかがでしょうか?
その他にもアクアマリンは「水」「海」に関するお仕事をされている方へのお守りとして、アクセサリーやジュエリーに加工してプレゼントするのもおすすめです。
例えば、水に触れることの多い「お花屋さん」「水族館のスタッフ」や海と関係のある「航海士」「潜水士」などのお仕事にこれから就きたいと考えている方へのお守りにも良いですね。
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