COLUMN
2020.07.09 更新
ファッションからゲームまで、今やいろいろなエンターテイメントが「リメイク」によって現在に沿ったカタチへと生まれ変わっています。
そこで今回はジュエリーにおけるリメイクがもたらす素晴らしさについてお届けします。
そもそもジュエリーのリメイク(ないしはカスタム)を考える時ってどういう時なのでしょう。
元のデザインのままに直す修理とはまた違うだけに、ジュエリーのリメイクを考えるきっかけやタイミングについてご紹介します。
貴方のジュエリーボックスにずっとしまわれ続けていたアイテムはありませんか?
まずはそのジュエリーを手に取って、じっくりと見つめてほしいのです。
5年10年と愛用してきたジュエリー、ふと気づけば宝石がぐらついていたり、欠けていたり。
それ以外にマテリアルの傷が気になってくることもあるでしょう。
こういった見た目の変化に気づいたら、それはジュエリーが生まれ変わるサインです。
リメイクすることで貴方の宝石箱に眠ったままになっていたジュエリーは新しい輝きを放ちます。
じっくりとジュエリーを見つめていると、当時の思い出が浮かんだりすることもあるでしょう。
手に入れた時の思い出、どんな時に身につけていたかなど人それぞれの思い入れもあるはずです。
もし、そういった思い入れやときめきが浮かんでこなかったのなら、現在の貴方にふさわしいジュエリーは違う形なのかもしれません。
かといって手放してしまうには悩むジュエリーがあるのなら、リメイクによって新しいジュエリーへと生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。
たとえば祖母や母などから譲り受けたジュエリーや恋人からもらったジュエリーだけれど、自分のライフスタイルやコーディネートに合わせるのが難しいというケース。
こういったケースは手放すには忍びないということもあり、送り主の気持ちを汲みたいと考えた方がたどり着くのがジュエリーのリメイクです。
リメイクは送り主の気持ちだけでなく、送り主の気持ちを大切にしたいという貴方の思いやりをそのまま形にすることもできるのです。
ひとくちにリメイクといっても、リメイクするアイテムやデザイン次第でいろいろな選択肢があります。
そこで、ジュエリーのリメイクはイメージやデザインが難しいと考えている方のために、オーソドックスなリメイク方法についてご紹介しましょう。
今持っているジュエリーの宝石はそのまま使い、デザインだけを大幅に変えてしまいたい方にはフルリメイクがおすすめです。
デザイン次第ではまったく違うアイテムへとリメイクできるので、同じ宝石であってもまるでジュエリーが生まれ変わったように感じられます。
それだけにフルリメイクはイメージチェンジをしたい方にもおすすめです。
フルリメイクとまではいかなくとも、現在のデザインをやや残しながらデザインを変えるセミリメイクという方法もあります。
また、思わぬことで大事なジュエリーが欠けてしまったり、傷がついてしまったのに修理が難しいといった時にもセミリメイクで解決することもあるのです。
また、リメイクしたいジュエリーを複数持っている方はそれぞれのジュエリーを組み合わせたリメイクを希望される方もいます。
どこまでリメイクするか、どのようにリメイクするかで選択肢は無限大に広がります。
もし、貴方のジュエリーボックスで眠ったままになっているジュエリーがいくつもある場合は新しいジュエリーに出会うチャンスでもあるのです。
ジュエリーのリメイクは新しいジュエリーへと生まれ変わらせるだけではありません。
たとえば物を大事にする理念や苦手意識を変えるきっかけだったり…
リメイクがもたらす素晴らしさにはいろいろなカタチがあるのです。
「一生もののジュエリー」という言葉があるように、ジュエリーは親から子供へと受け継ぐことができるほど長く寄り添うことができるアイテムです。
そう、オールドファッションのようなデザインであってもリメイクすることにより、ジュエリーは世代を超えて受け継いでいくことができます。
ジュエリーがまさにスローファッションの理念にふさわしいことを改めて知る、リメイクはそのきっかけにもなるのです。
オーダメイドのジュエリーに憧れているものの「すでに持っているデザインと被ってしまった」「考えているうちに欲しいデザインが解らなくなってしまった」というように、デザインで悩む方は少なくありません。
でも、ジュエリーのリメイクでは土台のデザインが決まっている分、自分のやりたいことや欲しいデザインの方向性がはっきり見えてきます。
イメージとしてはセミオーダーに近い感覚ですが、それでありながらオリジナルのジュエリーを創り出すことができます。
ジュエリーのリメイクはデザインへの苦手意識を変えるきっかけになってくれることでしょう。
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