COLUMN
2019.12.26 更新
JAFCAPANTONEヒューマンレッドクラシックブルーカラージュエリー
2020年にこそ押さえておきたいと言われている2つのカラーをご存知でしょうか?
今回は2020年のテーマカラーの紹介だけでなく、さりげなくテーマカラーをコーディネートしたい方におすすめの宝石をご紹介します。
目次
2020年に押さえておきたいと言われているカラーはJAFCAが発表した「ヒューマンレッド」。
そしてPANTONEが発表した「クラシックブルー」という相反する2つのカラーです。
じつはそれぞれのカラーを発表する組織は似て非なるものなのです。
ヒューマンレッドを選んだJAFCAこと「日本流行色協会」とは、日本国内におけるその1年を象徴するであろうカラーや意識される事柄にちなんだカラーを選びます。
たとえば2019年の場合は令和元年にふさわしい慶祝の色をと、万葉集にも登場する和名でいうところの「菫色(すみれいろ)」「梅色」「桜色」が選ばれました。
ちなみによく混同されがちなのですが、JAFCAでは今回ご紹介するヒューマンレッドといったテーマカラーとは別にトレンドになりうるであろうJAFCAファッションカラーというトレンドカラーも発表しています。
トレンドカラーとテーマカラーでは選ばれる理由も異なるのでコーディネートを決める際、この2つの違いは覚えておきたいですね。
そしてクラシックブルーを選んだ「PANTONE(パントン)」をご紹介するにあたり、ひとつ思い浮かべていただきたいことがあります。
それは「海の色と聞いて、思い浮かんだのは何色ですか?」という内容です。
海といってもエメラルドブルーの海を思い浮かべた方もいれば、深海のようなディープブルーを思い浮かべた方など人によって色の感覚は異なることがあります。
そこで色による基準を統一したのがPANTONEなのです。
PANTONEが色の基準を統一して各色に名前をつけたことにより、どの色を使いたいかなどのコミニュケーションはとてもスムーズになりました。
また、今ではPANTONEがトレンドデータなどを元に決めたその年のテーマカラーは、流行にも影響を及ぼすと言われています。
今回、JAFCAとPANTOEはそれぞれ独自の視点でテーマカラーを選びました。
ヒューマンレッドとクラシックブルーが2020年のテーマカラーとして選ばれたその理由もご紹介したいと思います。
JAFCAが2020年のテーマカラーにヒューマンレッドを選んだ理由はいくつかありますが、2020年の一大イベントである東京オリンピックの開催も実はその理由のひとつなのです。
何故ならヒューマンレッドは日本の国旗でもある日の丸の赤を思わせるカラー。
日本にとっては2020年のテーマカラーとしてふさわしいカラーといっても良いでしょう。
また、そのほかにもヒューマンレッドの持つカラーは、豊かな感情や躍動感を思わせる人間味のあるカラーとしても紹介されています。
2020年をエネルギッシュに過ごしたい方にとってはこれ以上ないほどのおすすめのカラーなのです。
一方で落ち着いた印象を持たせるクラシックブルーは人の心に安らぎや静けさをもたらすカラーとして選ばれました。
事実、ブルーの持つ色彩は鎮静効果があることでも有名エピソードがあります。
また、数あるブルーの中からPANTONEがクラシックブルーを選んだ理由として、「信頼感」「不変性」「視野の拡大」が感じられたと紹介しています。
視野の拡大と発展から様々な事柄が加速化してくなか、伝統的な美しさを忘れずにいること。
クラシックブルーからは過去と未来を体現しているカラーなのかもしれません。
レッドカラーの宝石といえば誕生石としても有名なルビーやガーネットなどがあります。
そのなかでも情熱的な色をしているヒューマンレッドカラーと呼ぶにふさわしい宝石、そしてその宝石言葉について紹介します。
ルビーというとレッドとピンクの中間に近い色合いをしているイメージを持つ方が多いかもしれません。
でも、最高級のルビーはピジョンブラッドと呼ばれるほどに鮮やかなレッドカラーの宝石です。
それだけでなく、宝石言葉に「勝利」「結束を高める」といったキーワードを持つルビーは、オリンピック開催の2020年にふさわしい宝石といってもよいかもしれません。
ヒューマンレッドのカラーディネートには欠かせない主役のジュエリーとしておすすめの宝石です。
カーネリアンことレッドアゲートにも、ヒューマンレッドと呼ぶにふさわしいレッドカラーをしているものがあります。
また、カーネリアンはパワーストーンショップなどで丸玉のブレスレットとして見かける機会も多いので、どことなく日本の日の丸を思わせる宝石でもあります。
そしてカーネリアンにも宝石言葉に「絆を深める」「勝利」といったキーワードを持っています。
まさに一致団結して応援するオリンピックなどの場面にふさわしい宝石ですね。
ディープレッドが多いガーネットですが、濃淡の違いによってはヒューマンレッドカラーを思わせるガーネットと出会えます。
そしてガーネットは2020年のスタートに身につけるジュエリーとしてもふさわしい、縁起の良い宝石であることをご存知でしょうか。
「豊かな実り」といった宝石言葉を持つガーネットは、ヒューマンレッドの持つ豊かな感情というキーワードにも通ずる宝石という一面もあるのです。
2020年が豊かな年となるように願いを込めて身につけたいジュエリーです。
ブルーカラーの宝石もレッドカラーと同じく、サファイアやカイヤナイトなど多々あります。
そのなかでもクラシックブルーのイメージとされている「視野の拡大」や「安らぎ」を感じさせる宝石を厳選しました。
ブルーカラーの宝石代表といってもよいほど有名なサファイアは色の濃淡によって、まさにクラシックブルーを思わせる宝石です。
また世界四大宝石としても伝統があり、ハイジュエリーには欠かせない存在であるサファイアはクラシックブルーのイメージである「信頼感」や「不変性」にも通じます。
そして「知性の象徴」としても知られているサファイアはクラシックブルーのように「視野の拡大」を手助けしてくれるジュエリーとして貴方を輝かせてくれることでしょう。
人の心に安らぎや静けさをもたらすカラーであることもクラシックブルーが選ばれた理由のひとつです。
その選ばれた理由からは「ヒーリング効果が期待できる」と言われているカイヤナイトという宝石を思わせます。
カイヤナイトのなかには角度によって虹のような輝きを映し出すものがあり、見る人の目を楽しませてくれる一面もあります。
そんなカイヤナイトのジュエリーはクラシックブルーを目にした時のような安らいだ気持ちを思い出させてくれることでしょう。
ドイツでしか産出されない希少な宝石ことアウイン(別名:アウイナイト)はそのほとんどがネオンブルーの宝石ですが、稀にクラシックブルーを思わせるカラーが産出されることがあります。
アウインには「過去を振り返らず進む」といった宝石言葉があり、視野を広げて前に進むクラシックブルーの力強さを思わせます。
2020年に新たな門出を迎える方にとって、アウインをあしらったジュエリーは背中を押してくれるお守りとして輝きます。
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