COLUMN
2020.11.19 更新
出産祝いにも選ばれる「ベビーリング」というジュエリーをご存知でしょうか?
大人のようにずっと身に着けているものではなく、記念撮影や成人のお祝いなどで思い出に残るジュエリーのひとつです。
今回はそんなベビーリングにまつわる様々なお話をお届けします。
ベビーリングが生まれたきっかけは16世紀頃、ヨーロッパに伝わる風習が由来だと言われています。 まずはベビーリングを選ぶ前に知っておきたい由来や贈る時のタイミングで気をつけておくと良いことについて簡単にご紹介しましょう。
ヨーロッパの素敵な行事で、赤ちゃんへの初めての贈り物には銀のスプーンが選ばれることをご存知でしょうか?
何故スプーンかというと、食事に使うスプーンを贈ることでその赤ちゃんが一生食べる物に困ることがないようにという願いを込められているからなのです。
それが時の流れと共にスプーンからベビーリングを贈る行事へと変わり、日本でも親しまれるようになりました。
そのため今では出産祝いの贈り物にも選ばれることの多いお祝いです。
ベビーリングを贈るタイミングは人によって様々ですが、誕生石や星座石を使ったデザインの場合は出産予定日が前後する可能性もあるので注意が必要です。
そのため、出産後にオーダーするという方も珍しくありません。
ほかには赤ちゃんとの生活に慣れてきた頃合いに合わせて、生後半年のハーフバースデーや1歳の誕生日記念に贈る方もいます。
どのタイミングにしても、オーダーしてから完成までの期間は工房やショップによって様々なので早めにプランを立てておくと安心です。
赤ちゃんでいる間はジュエリーをずっと身につけていることもないのに、出産の記念やお祝いとしてベビーリングが選ばれているのは何故でしょう?
ベビーリングを身につけるのは赤ちゃんだけとは限らないことにその理由がありました。
Instagramでベビーリングについて検索すると、なんと3万件以上もの投稿があることをご存知でしょうか?
ベビーリングをはめた赤ちゃんとの写真はメモリアルフォトとして残せるため、とても人気があるのです。
もし出産祝いにベビーリングを贈るなら、写真立てやアルバムなどを一緒にプレゼントするとさらに喜ばれること間違いなしですね。
赤ちゃんの成長は早いため、おくるみや靴下などの衣類はすぐに買い替える必要があると言われています。
そうするとせっかく作ったベビーリングもすぐお役御免になってしまうのでは…と心配になりますよね。
でも、サイズが合わなくなったベビーリングはネックレスにして身につけたり、ストラップやチャームに加工してメモリアルジュエリーとして使い続けるママも多いようです。
そのためサイズが合わなくなっても無駄になってしまうということはないのです。
そのほかに仕立て直したジュエリーを成長した子供へ改めてプレゼントすることも、ベビーリングの選ぶ醍醐味の一つと言えます。
ちなみに新しく仕立て直す際いろいろなジュエリーやアクセサリーが選べるので、ベビーリングは性別を問わずに贈ることができるプレゼントでもあります。
ベビーリングを仕立て直す場合、指輪はもちろんいろいろなデザインのジュエリーに仕立てることができます。
入学式や成人式、入社のお祝いなどの節目に贈るプレゼントとしても喜ばれることでしょう。
宝石をあしらったベビーリングは女の子が生まれた時のプレゼントというイメージがあるようですが、ゆくゆくはネクタイピンにすることもできます。
初めてスーツに袖を通す機会のお祝いとして、ネクタイやスーツと一緒にプレゼントするのがセオリーのようです。
仕事が私服だったり、ネクタイをつける機会がほとんどない場合はストラップのチャームに仕立て直す方もいます。
ストラップだと男性はもちろん女性でもシーンを問わずに使えるので、キーケースやパスケースと一緒にプレゼントすると喜ばれることでしょう。
女性の場合、ベビーリングを新しいデザインのネックレスへと仕立て直す方もいます。
仕立て直す機会に宝石をあしらうこともできるので、ファーストジュエリーとしてもぴったりのプレゼントです。
また、一生に一度の記念としてベビーリングの形をそのまま残したい方はチェーンを通してネックレスとして身に着ける方も多いようです。
ピアスやイヤリングに仕立て直したい方も中にはいることでしょう。
その場合もできるだけベビーリングの形を残したデザインも選べますし、新しいデザインに仕立て直すこともできます。
また、ベビーリングを購入する際はピアスやイヤリングに仕立て直す可能性を考えて、オーダーの際に宝石を複数あしらったデザインを考えておいても良いですね。
そのほかでは、ベビーリングだった時のサイズと比べると成長の証がひと目で解ることから指輪へのお仕立てを考える方も多いです。
サプライズプレゼントにする方もいれば、子供に好きなデザインを選んでもらったりといろいろな選択肢があります。
どんな選択肢にするかも楽しみながらベビーリングのプランを立ててみましょう。
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