COLUMN
2021.06.17 更新
時代に合わせてイヤカフの人気が再燃しているように、ブローチも「テレワークでも見栄えするワンポイントジュエリー」「いろんなアイテムにコーディネートできる」といった声からじわじわとリバイバルブームが来ています。
今回はおしゃれな女性から注目を集めているブローチの持つ魅力、そして生地の穴を広げないためのポイントについてご紹介します。
カーディガンやニットだけでなく、ブローチはいろいろなアイテムに合わせやすいジュエリーです。
ワンポイントジュエリーとしても優秀なブローチをどんなアイテムに合わせているか、おしゃれな方のコーディネートからいくつかご紹介したいと思います。
ブローチはカーディガンなどの羽織りものとの相性が抜群のアイテムです。
胸元に留めるのがオーソドックスな付け方ですが、ポケット部分に留めてもこなれ感が出ます。
そのほかにボタンの代わりとしてブローチを使う留め方も羽織りものならではの楽しみ方です。
アイディア次第でいろいろ楽しめるので、カーディガンが活躍する季節にはブローチを新調したくなりますね。
ストールやスヌードのアクセントにブローチを合わせているおしゃれな着こなしもよく目にします。
センターやサイドに留めるのが一般的ですが、留める位置をすこし変えるだけでもおしゃれに見えます。
着回しに使える無地のストールがお好きな方はワンポイントとして役立つブローチを取り入れてみてはいかがでしょう?
エコバッグをはじめ、バッグのチャームとしてブローチを合わせるコーディネートもする方も増えています。
ストール以外にも小物に着ける楽しみ方はまさにブローチならではの楽しみです。
また、サステナブルな時代を象徴するエコバッグに使えるブローチはまさに現代にぴったりなジュエリーと言っても良いかもしれません。
ブローチはベレー帽からハット、ニット帽などいろいろなデザインの帽子にワンポイントジュエリーとして合わせることだってできます。
さりげないペアコーデにもぴったりのアイテムですし、帽子をコーディネートによく取り入れる方へのプレゼントにもブローチはおすすめの一品です。
ブローチはオーソドックスな安全ピンタイプのほかにもスティックピンタイプ、ストールに適したものなどアイテムに応じて使い分けるのが主流です。
はじめてブローチを選ぶ方の参考になるように、メジャーなブローチの紹介と合わせておすすめアイテムの組み合わせについてもまとめました。
代表的なブローチの種類に、名札のようなデザインの「風車式」「安全ピンタイプ」といったものがあります。
布地にピンを縫い付けるようにして留めるタイプなのでしっかり固定することができるデザインです。
そのほかにも安全ピンタイプを大きくしたような「ストールピンブローチ」(ストールピン、ショールピン)というストール向けのブローチもあります。
大きめな分、バッグにも合わせやすいブローチです。
「スティックピンタイプ」はピン先を留めるキャッチ部分にも装飾がほどこされているデザインが多いことが特徴のひとつです。
ピアスのような「タックピンタイプ」のブローチは小ぶりなデザインが多いですが、その分重ね付けのように複数つけてコーディネートする楽しみ方もおすすめです。
「クリップタイプ」はその名前通り、ヘアクリップのようにはさんで留めるタイプのブローチです。
ほかのブローチと違って、布地に穴が開くこともないのでアイテムによってはクリップタイプの方が向いていることもあります。
ブローチを選ぶ際「衣類に穴開けてしまわないか」という点を心配される方は一番多いようです。
でも、ブローチを着ける時の注意点さえ気をつければ、そんなに簡単に穴が開いてしまうということはありません。
ブローチをコーディネートする際はこれから紹介する3つのポイントを意識してみてくださいね。
ブローチをゆるく留めると穴が広がりやすくなってしまいます。
実際に着けてみると解るのですが、しっかり留まるようにはさむ生地の面積を広く取るようにしましょう。
もし、気になるような穴が開いてしまった場合、生地によってはスチームアイロンで穴を目立たなくすることもできます。
そのほかにニットなど縫い目がざっくりした生地なら、並縫いをするようにして留めることでしっかりとブローチを固定することができます。
ニットのような生地で穴が気になる場合は、編み直しやニードルフェルティングといった方法など穴の状態に合わせて補修することもできるので穴が広がる前に早めに直しましょう。
また、留め方だけでなく、生地の厚みとブローチの重さとのバランスを考えることも大事なポイントのひとつです。
生地が薄手のものに重みのあるブローチを留めると、どうしても生地に負担がかかりやすくなってしまいます。
着けた時にブローチが重さで斜めにならないかバランスもチェックしてみてくださいね。
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