COLUMN
2020.01.30 更新
皆さんが持っているプラチナのイメージってどんなものでしょう?
結婚指輪の定番だったり、ハイブランドにしかないジュエリーといった高級感あるイメージを持つ方が多いかもしれません。
今回は何故プラチナがこんなにも選ばれるのか、その理由を中心にご紹介します。
実際のところ結婚指輪、婚約指輪にはゴールドかプラチナをと言われるほどプラチナは私たちにとって馴染み深い金属です。
まずはプラチナはが結婚指輪やハイブランドを中心に扱われるようになった理由からご紹介したいと思います。
ジュエリーに使われる金属はシルバーやゴールドなど様々なものがあります。
そのなかでもプラチナがハイブランドのジュエリーにとって欠かせない金属とされているのにはこういった理由があります。
まさにプラチナはジュエリーを長く、大切にしていきたい方にとってふさわしい金属なのです。
だからこそハイブランドをはじめとして、結婚指輪や婚約指輪にも推奨され続けています。
結婚指輪、婚約指輪は末長く身につけられるものとして「丈夫さ」も求められます。
実際に結婚指輪をほぼ一日中つけているという方は多いものです。
とはいえあまりに丈夫過ぎても今度は加工ができなくなってしまうという面もあります。
例えばチタンはそれこそプラチナより丈夫な金属ですが、丈夫過ぎて加工も一筋縄ではいきません。
その点でプラチナは丈夫さもあり、繊細な加工もできるジュエリーにはうってつけの金属なのです。
結婚指輪、婚約指輪だけでなくカルティエなどのようなハイブランドでも扱われるのにはそういった背景もあるのです。
そのほかにもプラチナは「変色しにくい」ことからも末長く身につけられる金属と言われています。
例えばシルバーはお手入れの頻度によっては黒ずんでしまうため、メッキコーティングされることも少なくありません。
でも、プラチナはメッキでコーティングしなくとも日々のお手入れさえしっかりしていればその輝きを長く楽しむことができます。
このように変色しにくい特徴も、プラチナは変わることのない愛情の象徴として結婚指輪や婚約指輪にふさわしい金属とされているのです。
ちなみに18Kや14Kとゴールドにも種類があるようにプラチナにも種類があります。
そしてどの種類か判断ができるように刻印がされているのです。
これからプラチナの指輪を購入したいと考えている方にとって役立つ、3種類のプラチナについてご紹介します。
実はプラチナ100%でジュエリーを仕立てた場合かえって強度が下がってしまうため、下記のようにほかの金属を少しだけ配合するのが一般的とされています。
プラチナの含有量が一番高いPt999がそれこそ一番丈夫なようでいて、じつは少しだけほかの金属を混ぜたほうが丈夫になるのでPt900かPt950がジュエリーでは好まれます。
そこでお持ちのプラチナの指輪がどの種類に該当するか知りたい方もいらっしゃるかと思います。
その場合はお持ちの指輪の内側やネックレスの裏側を見てみてください。
プラチナのジュエリーはどの種類に該当するのか基本的に刻印がされますので解るようになっています。
ただし、ピアスなどのように小さいものだったり、デザイン上刻印が出来ないと判断されるケースも稀にあります。
ちなみにゴールドも同じように18Kや10Kなどの種類が解るよう、基本的には刻印がされるようになっています。
プラチナをはじめ、どんなジュエリーでもお手入れは必ず必要です。
でも、間違った方法でお手入れをしてしまうと却って傷をつけてしまうこともあります。
最後に大事なジュエリーを長く楽しむために役立つお手入れの方法についてご紹介します。
日頃のお手入れとしては、はずした後に柔らかい布でやさしく拭いてあげるようにするだけで十分です。
この時に使う布はお手入れ専用のクロスが望ましいですが眼鏡拭きでも代用はできます。
この時に布を濡らして拭く方もいますが、ジュエリーにあしらわれている宝石によっては水分が変質の原因になってしまうこともあるので注意が必要です。
プラチナ単体のジュエリーやダイヤモンドやサファイアなどの宝石をあしらっている場合は問題ありませんが、基本的には乾いたままの布で拭いてあげるだけでも大丈夫です。
日頃からしっかり上記のお手入れをしていても、ジュエリーのデザインによっては隙間に汚れが入ってしまったなんてこともあると思います。
そういった時はやわらかめの歯ブラシや筆などで汚れを取り除いてあげると良いでしょう。
場合によっては超音波洗浄をおすすめされることもありますが、先ほどのお話と同じようにあしらわれている宝石によっては水分がNGな場合もありますし、超音波の影響で宝石にひびが入ってしまうこともあります。
そのためどうしても取り除くことができない汚れがあったり、自分だけでお手入れが難しい場合はジュエリー専門店などに相談してみることをおすすめします。
プラチナをはじめ、どんなに丈夫な金属でも長く使えば表面に細かな傷がつくものです。
もし日頃のお手入れをしている時にこういった傷が気になった時はジュエリー専門店に相談することをおすすめします。
ジュエリー専門店でお手入れをお願いした場合、プロならではの道具でぴかぴかに仕上げてくれるので初めて身につけた頃のような輝きを取り戻せることでしょう。
今回ご紹介したようにプラチナはきちんとお手入れをしていればそれこそ何十年と一緒に過ごすことができる友人のようなジュエリーです。
すでにプラチナのジュエリーをお持ちの方も、これから出会う方も末長くプラチナのジュエリーが楽しめますように。
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