COLUMN
2018.08.09 更新
宝石の中には紫外線がNGなものもあります。
でも、太陽の宝石と呼ばれるペリドットは朝から夜まで身につけることができる宝石です。
今回の主役であるペリドットはその輝きで持ち主を一日中照らしてくれます。
目次
8月の誕生石として有名なペリドット。
ジュエリーやアクセサリーとして見かけるペリドットは、瑞々しい若草のようなカラーのものが多いと思います。
ですが、中にはオリーブオイルを濃くしたような色のペリドットもあります。
これはペリドットができる過程で鉄分やニッケルをどれだけ取り入れたかで、色の濃さが変わってくるからなのです。
そのため当時は色の濃いペリドットはエメラルドと混同されることも多かったそうです。
実際にペリドットは太陽の下で見ても、月明かりの下で見ても色あせることなく輝く宝石です。
そのため「太陽の宝石」「イブニング・エメラルド」といった素敵なニックネームがついています。
和名:橄欖石(かんらんせき)
産地:ミャンマー、アリゾナ、ノルウェー、ブラジル、中国、ケニヤなど
土地に鉄分やニッケルがどれだけ含まれているかでペリドットの色味は変わります。
そのため明るい色味のペリドットが欲しい場合はミャンマー産、濃い色味のペリドットが欲しい場合はアリゾナ産がおすすめです。
実はペリドットが生まれるのは地球だけではありません。
なんと、奇跡的な確率で隕石の中からペリドットが採れることもあるのです。
ただし私達が隕石から採れるペリドットは、ジュエリーやアクセサリーとして見かけるような黄緑ではありません。
1822年に発見された隕石の中に含まれていたペリドットは、まるで琥珀のような蜂蜜色でした。
隕石の成分を調査をした結果、たまたまペリドットと同じ成分であることが解ったのだそうです。
宇宙には私達の想像を超える宝石がまだまだたくさん眠っているのかもしれませんね。
古代エジプト時代から「太陽の宝石」として大切にされてきたペリドットは、お守りとして持つ方も多いようです。
本来は太陽=希望の象徴といった宝石だったのでしょう。
それが時と共に夫婦の希望、病気の回復などたくさん人々の希望を叶えるパワーストーンとして広まったようです。
硬度:6.5~7
宝石の中では丈夫な部類です。
また、水分や紫外線で退色するといったこともないので、お手入れも簡単に済みます。
そのためジュエリーやアクセサリーなどの場合、はずした後は柔らかい布で拭くだけで大丈夫です。
パワーストーンブレスレットのような場合は直接肌に触れるので、汗や皮脂が落ちるよう水洗いしてから柔らかい布で拭いてあげると良いでしょう。
女性は朝・昼・夜と3つの顔を持つという言葉を聞いたことはありませんか?
まさにペリドットはそんな女性のような宝石です。
例えば朝日の下で見るペリドットはまるで新緑のように輝きます。
ちょっと近くに出かけるだけでもいいのです、ペリドットを身につけて外に出ればその輝きは貴方を元気にさせてくれます。
人と待ち合わせる時はランチタイムなど、午後から待ち合わせる方も多いと思います。
その時間帯はもっともペリドットが輝く時間です。
朝日の下で輝くペリドットと、日中の太陽の下で輝くペリドットはまた違った輝きを見せてくれます。
まるでそれは女性がおしゃれをして街に出る姿と同じように見えます。
夕暮れに差し掛かり暖色の灯りの下で見るペリドットは、太陽の下で見た時とまた違った輝きを見せてくれます。
つい数時間前までは新緑のような輝きだったのに、深みを帯びた輝きはまさにイブニング・エメラルドそのもの。
そして夜が深まるにつれ、大人の女性が街を歩く時間になると街のイルミネーションを受けて、ますますペリドットはその輝きを増すのです。
朝と昼と夜、ペリドットはどのシチュエーションで身につけても、くるくると変わる輝きが女性らしさを引き出してくれます。
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