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2017.11.02 更新
アメジストは紫水晶とも呼ばれる紫色のクォーツ(石英)です。
水晶の色変種の中では最も評価されており、また、二月の誕生石としても知られています。
アメジストは紫水晶とも呼ばれる紫色のクォーツ(石英)です。
水晶の色変種の中では最も評価されており、また、二月の誕生石としても知られています。
アメジストが紫色に発色する原因となるのは微量に含まれる鉄イオンによるものだと言われており、色の濃さが部分的に異なり、いわゆる色ムラが多いのが特徴です。
一般的には、紫色が深く、ムラが少ないほど高品質とされており、この紫色は熱が加わると黄色・褐色・緑色に変化します。
ちなみに、黄色のものはシトリンと呼ばれておりますが、1つの結晶の中に紫色と黄色が混在している状態のものは、アメトリンと呼ばれています。
そして、さらに熱を加え続けると無色になってしまいます。
また、パワーストーンの浄化方法として太陽光に当てる場合がありますが、アメジストは太陽光によっても退色する性質があるため、長時間太陽光にさらすのは避けた方が良いでしょう。
パワーストーンとしての効果は「心の平和」。
感情をコントロールできるように助けたり、恐怖・不安を取り除いたりといった効果があると言われています。
また、アメジストは血液の浄化・解毒作用を高めるとされ、皮膚病・不眠症の治療にも用いられたそうです。
エジプトでは魔除けとして用いられていたそうですし、何より紫という色が神秘的ですよね。
12使徒のエンブレムの一つでもあり、宗教的な場面でも登場してくる崇高な宝石です。
アメジストには悪酔いを防ぐ効果があるという言い伝えをご存知でしょうか。
そう言われるようになったのは、アメジストの誕生秘話でもあるギリシャ神話のあるエピソードに秘密が隠されているようです。
ギリシャ神話にディオニューソスという神様(ローマ神話におけるバッカス)がいます。
ディオニューソスはゼウスという神様の子供として生まれます。
彼は成長し、やがて自分で育てたぶどうでお酒を作るようになり、豊穣とぶどう酒の神となります。
そして、そのぶどう酒を飲んでいつも酔っ払っていることから“酩酊の神”ともされています。
酔っ払ったディオニューソスはある日、獣に誰かを襲わせてみようという悪い企みを思いついてしまうのです。
ディオニューソスがそそのかした獣、そこに運悪く通りがかったのがアルテミス(月の女神)に仕える“アメジスト”でした。
獣がアメジストに襲いかかるというまさにその時、アルテミスはアメジストの体を水晶に変えてしまいました。
硬い水晶に変えることで獣の襲撃からアメジストを救ったのでした。
アルテミスの愛によって護られたアメジスト。
『愛の守護石』と呼ばれるのも、この神話によるものだったんですね。
その後、酔いが覚めたディオニューソスは自らの行いを恥じ、お詫びとして、その水晶にぶどう酒を注いだのでした。
そうするとたちまち水晶はぶどう酒の紫色に染まりました。
こうして、紫色の宝石「アメジスト」は誕生したのだと言われています。
悪酔いを防ぐと言い伝えられてきた背景には、このようなエピソードがあったのですね。
ある種の戒めの象徴のようでもあります。
このように、パワーストーンにはそれぞれ物語があったりするので、その辺りも掘り下げて調べてみるととても楽しいので、オススメです!
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