COLUMN
2018.08.23 更新
有名な宝石とルビーが姉妹のような関係だったり、数多くの名作にも登場したりと、ルビーにはさまざまなエピソードがあることをご存知でしょうか。
今回は赤い宝石の代名詞として古くから愛され続けるルビーの魅力とそのエピソードをお届けします。
目次
7月の誕生石として有名なルビーには、実は姉妹とも呼べる宝石が存在します。
それは赤く輝くルビーと対をなす、青い輝きを持つ宝石「サファイア」です。
ルビーもサファイアも本来はコランダムという色のない鉱物が始まりでした。
しかし、このコランダムが成長するに従って周囲の元素を取り込んでいく際に、その元素の割合の違いやどんな元素を取り込んだかによってルビーとなるかサファイアとなるかが決まります。
そして、この元素の割合によってルビーの赤さには変化が生じます。
パワーストーンを販売するお店などでよく見かけるルビーの数珠タイプのブレスレットなどには、カットの影響もありますが宝石店で見かけるような真紅のルビーはほとんど販売されていません。
どちらかというとワインレッドのような色みが多いと思います。
一方で最高品質のルビーには「ピジョンブラッド」と呼ばれる赤の発色がとても強いものがあり、このピジョンブラッドよりやや深い赤みのルビーは「ビーフブラッド」と呼ばれています。
その他ではカジュアルなアクセサリーなどにもデザインされることの多いピンクみがかったルビーなどもあります。
ルビーというとただ赤い宝石というイメージですが、貴方の手元にやってきたルビーは様々な可能性の中からその色であることを選んだのです。
和名:紅玉(こうぎょく)
産地:カンボジア、ネパール、インド、ミャンマー、ベトナムなどアジア圏の様々な国で産出されます。
また、サファイアと関係性が高い宝石なのでマダガスカルなどアジア圏以外でも産出されます。
ミャンマー産のルビーは高品質のものが産出されることで有名です。
伝説や物語など、古くからルビーが登場するストーリーはたくさんあります。
現代においても、サンリオのキャラクターや、アニメにもなった『宝石の国』という漫画にも登場するほどです。
また、サファイアと関係性が高い宝石なのでマダガスカルなどアジア圏以外でも産出されます。
ミャンマー産のルビーは高品質のものが産出されることで有名です。
長い時を経てもジュエリー、アクセサリーとして愛されるルビーにはまだまだ素敵なエピソードがたくさんありますからプレゼントの際にこういったエピソードを添えてみてはいかがでしょうか。
パワーストーンとしてのルビーがもたらす効果は、大きく分けて「仕事」「勝負」「恋愛」に関するものがあります。
情熱的な赤は、やる気や積極性を奮起させるカラーなので、仕事や勝負へのポテンシャルをUPさせるイメージが古くから伝えられているようです。
また、情熱的な赤が積極性を発揮するのは、恋愛面においても同じことが言えるようです。
例えば多くの方が赤い口紅にセクシーな印象を持つように、赤は女性を魅力的に見せてくれるカラーでもあります。
赤が輝くルビーのジュエリーやアクセサリーを身につけることは、女性にとって自分が魅力的であるという自信を与えてくれるのです。
硬度:9
宝石の中では高い部類に属する宝石です。
そのため、管理も難しいことはなく、お手入も使用後に水気を絞った柔らかい布で拭いて問題ありません。
ただし一点気をつけたい事として、紫外線に長時間当てるとせっかくの美しい赤が変色してしまうことがあります。
日頃からジュエリー、アクセサリーとして身につけるのに問題のない宝石ではありますが、紫外線の強い時期は気をつけたいですね。
ルビーは硬度が高いことから原石をカットしてジュエリーやアクセサリーへと比較的加工しやすい宝石です。
そのため、ルビーを使ったデザインのジュエリーやアクセサリーには様々なものがあります。
例えば、カラットが小さめのルビーはカジュアルなコーデをする時に主張し過ぎず、さりげなく女性らしさを感じさせてくれるので、ヘビーローテション間違いなしのジュエリーです。
小粒ながらもルビーはその鮮やかな赤がコーデのワンポイントとして活躍してくれます。
また、ある程度カラットが大きなルビーであれば、結婚式やパーティー、成人式など華やかな場で身につけるハレの日にぴったりなジュエリーと言えます。
特別な日だからこそ、いつもとは違う華やかなジュエリーを身につけたいと思うのは女性として当然です。
ルビーをあしらったとっておきのジュエリーで素敵な1日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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